愉介護物語1

お茶

 ある日、井上さん(仮名)82歳のお宅にヘルパーさんが家事援助に行きました。井上さんが「そこにお茶をこぼしたから拭いといて!」と言われました。そこはトイレの近く、お茶の香りは全然しないお茶でした。洗濯機の中にはパンツとズボンが入っていました。